10月10日(前編)
晴れ 風少しあり 走行距離430km
残すところ今日も含めて後2日・・・・成果は上がらない。採れたから良いのか?夜が採集者が多いのなら早朝はどうだろう?ってことで本日は早朝5時前からの出発。いつもと違うことをするともしかしたら・・・・・?なんて、考えたのでした。国道よりいつものポイントを全て廻る。が、・・・採れない・・・なんでだ〜〜〜〜!!!嫌になってくる。以前の採集記には書いてませんが2日ほど前に他の採集者と話をした。彼は愛知県から来ているらしく(通称・愛知君。名前を聞かなかったがビークワギネスに載っていました。)、去年は10頭ほど採っているらしい。愛採れましたか?私いや、昨日、今日と駄目ですね。採れました?愛いや、全然。 愛知君は私たちより少し前に沖縄入りしたが未だにボーズらしい。私全然採れないから材割でルイス出そうと思ってるんですがゴキブリしか出ないんですよ。何処かポイントないですかね?愛ルイス出すんだったらここ(国頭)じゃないほうが良いですよ。私どの辺に行けばいますかね?愛名護とか行けばその辺の木を割れば出て来ますよ。私そうですか!それじゃぁチョット行ってみますは。愛えっ?これから? ちょうど12時を過ぎたところ。今から行って順調に捜せれば日が暮れる前には戻ってこれるでしょう。そうと決まればいざ名護へ!かれこれ1時間。名護に到着。ん?観光地か?ここは・・・人が多い。土手も整備されてるし・・・こんなとこで採れるの?いろいろと枝道を入って材を割るがやっぱりゴキブリとシロアリ。何だよ!何処も一緒じゃん!沢も無いし、下は人がいっぱいだし。諦めようか・・・。下山することにした。下山途中ドラちゃんが「関さん!あれ!」○○コースと書かれた看板が。とりあえず降りてみることにした。木でできた階段(土手を整えて木を埋めてるだけ)をひたすら降りる。ようやく到着。目の前に『割ってください』と言わんばかりの詰まれた丸太。とりあえず割る。んがっ!でた!ルイス!!!
出るとは思わなかったのでデジカメ不携帯。当然引き返して取って来る力は無し。結局その材で成虫15,6頭と幼虫多数が出てきた。しかし面白い虫だ。成虫、幼虫が一緒に居るのだ。成虫も赤い新成虫?やチョット黒い成虫?と様々。黒くなるまでどのくらいかかるのでしょう?持ってきた成虫は未だに赤っぽいのが多い。一満足したら今度はネブト。欲は本当に尽きない。良さそうな材を捜してその辺をさまよう。私が材を割ってると後ろから「何か幼虫出ました!」土に埋もれて木か土か分らないようなところからドラちゃんが掘り出す。ネブトの前蛹だ。先を越されて悔しいので其処はドラちゃんに任せ、別の材へ。
しばらく行くと倒れたての木があった。根の部分が赤枯れてる。よしこれだ!削っていくとネブトの幼虫と蛹が出てきた。してやったり!その材からは幼虫10頭前後と蛹が3頭ルイス成虫少数が出てきた。地元に居ない虫なのでマルバネ同様非常に興奮できた。時間も時間なのでこの辺で戻ることに
書く順序が逆になったが午前中、材割のポイントを探している途中ハンミョウを見つけた。非常に綺麗な虫で沢山捕まえようと思ったがこれがそうもいかない!非常に素早く、近ずくとすぐに飛んでしまう。何とか1頭捕まえたがポイントが舗装で土の部分がみかん畑になっており数を見つけれなかった。
名護〜国頭に着いたのは5時前くらいだったかな?(メモってない事はすでに記憶が・・・)日暮れまではあと少し。今日は採るぞ!夜7時前までが勝負時だ。路面を凝視して廻るが本日もジ・エンド・・・。無情にも7時は過ぎていった。明後日に帰る事を考えると明日は遅くまでは廻れない。今日は朝まで粘らないと。